台風の接近で天気が心配されましたが、奇跡的に好天に恵まれた「夏思2016」。
レッズランドの夏の風物詩となっている人気イベントです。今年も忘れられない夏の思い出を作ろうと28組96名の親子やグループが参加して楽しみました。
開会式・オリエンテーションに続いて、午前中は体験プログラムが行なわれました。
■ 水遊びゲーム大会
今年のテーマである「涼」を存分に体感できたのがこのプログラム。赤と青の2チームに分かれ、水鉄砲を使ったさまざまなゲームを行ないました。
まずは水鉄砲の使い方に慣れるためのウォームアップ。玉入れ台のボウルのなかに水鉄砲で水を入れる練習です。水の勢いがさまざまでコントロールが難しい!
なかなか上手く入らず、水しぶきに悪戦苦闘しながらもみんな楽しそう!
ウォームアップが済んだらいよいよ本番。第1ラウンドは「空き缶倒しリレー」。よーいドンで所定の場所まで走り、それぞれのチームの空き缶めがけて水鉄砲を噴射。倒したら走って戻り次の走者にバトンタッチ。リレー形式で先にゴールした方が勝ちです。空き缶が倒れるまで水鉄砲を撃ち続けなければなりません。ゲームは子ども対決、大人対決の2回戦で行ないました。コントロールよく一発で倒すこともあれば水の勢いがなく、なかなか倒れないことも。勝負は逆転などもあり盛り上がりました。
第2ラウンドは「水風船玉入れ」。水風船を玉入れ台に投げ込み、たくさん入ったほうが勝ちです。でも、ただ投げ入れるだけじゃつまらない…ということで、網のなかはトケトゲ入り! 勢いよく投げ入れても水風船が割れることもしょっちゅう。割れた水風船の水を浴び、歓声を上げながら楽しみました。
いよいよ最終ラウンドは「水鉄砲バトル」。赤・青それぞれのチームが陣地に分かれて戦います。選手ひとりひとり頭上に的をつけますが、それを全部先に破いたほうが勝ちです。子ども対決(高学年、低学年)、お父さん対決、お母さん対決の4回戦を行ないました。自分の的が破れてもバトルは続行OK。むしろ、破れたら守るものがなく攻める一方なので強いです! 上手く体を隠したりしながら、水鉄砲の打ち合いを楽しみました。お母さん同士の“女の戦い”も白熱し、周りの応援とともに盛り上がりました。
■ 光るどろだんご作り
思い出は目に見える形で残したい…ということで、木陰では光るどろだんご作りにチャレンジ。ボーイスカウト埼玉南地区協議会の方々にアドバイスを受けながら、どろだんごを作りました。水と土の割合を考えないとキレイに丸められないし、途中でひび割れてしまいます。ある程度形が整ったらキメの細かい砂をかけ、コップなどの縁で形を整えツヤを出します。タオルなどで時間をかけてていねいに磨くと、ピカピカに光るとか。この日は時間が限られ、形を作るところまでの作業でしたが、家に持ち帰って磨けば夏の素敵な思い出に。久しぶりのどろんこ遊びに、お父さん、お母さんも童心に帰って楽しみました。
■ ロングバーベキュー
体験プログラムをたっぷり楽しんだあとは、お待ちかねのバーベキュー。カマドをずらっと縦一列に並べたロングバーベキューを楽しみました。バーベキューのメニューは、豚肉200g(ロース、バラ)、野菜(ナス、ピーマン)、そして塩おにぎり。おにぎりは味噌をつけて、焼きおにぎりにすることもできます。肉の脂が落ちるとカマドの火が勢いよく燃えるので、火加減、焼き加減が大事。お隣さん同士、声をかけあって、煙る中のバーベキューをワイワイ楽しみました。
■ 流し○○を楽しもう!
バーベキューが終わったら「おやつタイム」。第1弾は、全長20mの竹の流し台からいろいろなものを流す「流し〇〇」です。最初に流れてきたのは定番のそうめん! ただしこれは井戸水を使っているため、直接食べるのではなく“キャッチ&リリース”で。多くの子どもたちは流しそうめんが初体験でしたが、おはしやフォークを使って上手にキャッチしていました。次に流れてきたのは…チョコレート! 卵型の銀紙に包まれたチョコはコロコロと転がってつかみにくい! 転がってくるたびに歓声があがり、目の前を流れるチョコのキャッチに真剣。その後、袋入りラムネが流れ、最後はスーパーボール! カラフルなスーパーボールがたくさん流れて子どもたちも大喜び。取り過ぎたお兄さん、お姉さんが、兄弟に分け与えるという優しい場面も。
■ 焼きマシュマロ
「おやつタイム」第2弾は、焼きマシュマロ。バーベキューの残り火でマシュマロをあぶって食べました。アメリカンサイズのマシュマロは通常の8倍はあろうかという大きさ! 外はカリッと、なかはトロッと熱々で、美味しくほおばりました。ビスケットに挟んだり、コーヒーに入れても美味しそう。いつものバーベキューのデザートにもオススメです。
以上で「夏思2016」は終了。
親子で目いっぱい遊んで楽しめる「夏思」は今年も大盛況でした。来年もまた一緒に楽しい夏の思い出を作りましょうね!
(取材・文/小谷祐子)
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