5/7(土)今回のテーマは「クロスからの攻防(守備)」です。ヘッドコーチは宮沢克行コーチ(浦和レッズハートフルクラブ)が務めました。宮沢コーチはサッカークリニック初登場とあり、みんなの期待も高まります。さらに今回はハートフルクラブから落合弘キャプテン、石黒琢也コーチ、永井良明コーチも参加し、にぎやかに始まりました。
テーマが「クロスからの攻防」なので、ウォーミングアップからヘディングを交えたトレーニングを行いました。
最初にクロスボールをクリアするトレーニングを行い、なるべく高くペナルティエリア外にボールをクリアする練習をしました。次に、オフェンスも入って同じトレーニングを行ったのですが、相手にマークをつきながらボールの軌道を読み、クリアすることは非常に難しいです。
基本的には相手とボールの見える位置にポジションを取りますが、宮沢コーチから、現役時代の経験上、その方法では対応が間に合わなくなるので、相手に密着してマークするよう指導がありました。ここでポイントとなるのは、相手を自分の間合いから離さないことと、腕をうまく使うことです。みんなも徐々にコツをつかみはじめ、スムーズになってきました。それでもよい動きとドンピシャのクロスが上がるとゴールにつながるものです。
選手によってはマークを外して最初にボールを触ることを優先する選手、ボールよりも相手をマークすることを優先する選手など、プロ選手でもさまざまなスタイルのディフェンダーがいるようで、コーチたちとクロスへのディフェンスの付き方で話が盛り上がりました。それだけ速いボール、素早く動く相手に同時に対応することは難しいのだと思います。
その後、6対6(両サイドにフリーマン)でより実戦に近い形でクロスへの対応をトレーニングしました。最後のゲームでも、コーチが意図的にクロスをあげ、クロスボールに対応する場面が多く見られました。
最後に宮沢コーチから「選手それぞれ特徴があるので、試合を観戦するときはディフェンダーがどういうふうにマークしているのかにも注目してみてください」とアドバイスがありました。今季、トップチームが好調なのは、ディフェンダーがそういった局面で負けていないからだと思います。みなさんも注目してみてください!
次回は、6/4(土)大槻毅コーチ(浦和レッズ・ユース)がヘッドコーチを務めます。テーマ・開催時間は決まり次第ホームページに掲載します。次回もたくさんの参加をお待ちしています!
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