1/30(土)今回のテーマは、2016シーズン蹴り初めということでボールを蹴る、止めるなど基礎的なトレーニングを中心に行いました。今回のヘッドコーチは、工藤輝央コーチ(浦和レッズ・ジュニア)です。
十分な時間をかけてパス&コントロールの反復トレーニングを行いました。2つのマーカーの間にしっかりとパスを出し、ボールをコントロールするというシンプルなトレーニングです。
徐々に難易度を上げ、浮き球のパスをそのままバウンドさせずにコントロールして5回リフティングをするという難しいルールを設けました。浮き球の回転、スピードを吸収してコントロールするのは非常に難しかったです。
次に、6対6(+フリーマン2人)のボールポゼッションです。各々がボールを置く位置や方向、オフザボールでのポジショニングを意識して取り組みました。スペースを広く使えているチーム、そしてワンタッチパスが多いチーム(ダイレクトで出せるポジションに味方がいるチーム)がより長くボールを保持していました。
最後の4ゴールゲームでは、ポストorバーに当たらなければゴールにならないという難しいルールを設けました。
コートサイズは広くスペースがあるので、ピンポイントのゴールを奪うにはどのように攻めたほうが有利なのか、どのように守備すべきか、チームで考えながら戦っていた印象です。実際にゴールを量産していた選手は、フィニッシュのときのシュートコントロールが抜群でした。通常のサッカーとは異なりますが、頭を使った非常におもしろいゲームで盛り上がりました。
今回のクリニックでは、ボールを止める、蹴ることにフォーカスしてトレーニングを行いました。この地味に見えるトレーニングこそ、すべてのプレーの基本となります。ボールを思いどおりに扱うことができれば余裕が生まれ、プレーの幅も広がります。
次回の開催は2/20(土)14:00〜16:00、永井良明コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)がヘッドコーチを務め、対人プレーの強化をテーマにトレーニングを行います。たくさんの参加をお待ちしています。
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