8/1(土)、今回のテーマは「グループ戦術〜攻撃〜」です。ヘッドコーチは、大橋浩司監督(浦和レッズ・ジュニアユース)が務めました。
ウォーミングアップでは、パス&コントロールの合間にストレッチを入れながら、ボールの感覚を確かめながら身体をほぐしていきました。パス&コントロールでも攻撃を意識付けるため、ボールコントロールの方向と身体の向きを意識しながら動きました。
続いて、4対4+フリーマン各2人のトレーニングを行いました。目標となるゴールがセンターと両サイド(両サイドはドリブル突破、センターはシュート)3カ所に置くというルールで行いました。
最初は、ボールをキープできるがなかなかゴールを決められないというシーンが続きました。ここで大橋監督が、ボールをコントロールする位置とボールを受ける体勢について簡単にデモを交えて説明をすると、参加者のプレーがガラッと変わり、ゴールを奪うという意識が表れるようになりました。
その後、先ほどの4対4のトレーニングの流れをふまえながら、キーパーを付けた7対7を行いました。本職のゴールキーパーがいると練習が締まるということで、大橋監督はこの日、ジュニアユースのゴールキーパー2名とフィールドプレーヤーを連れて来てくれました。先ほどのトレーニングが効いたのか、ボールを受ける姿勢や視野の確保など、いつもよりゴールを意識したプレーが見られるようになりました。
最後にゲームで実践。前半が終了し、みなで戦術について話し合いを行いました。大橋監督から、両チームの総評、後半に向けての的確なアドバイスがあると、後半の戦い方がガラッと変わりました。みなの意識、ベクトルを合わせることで、各段にチーム力がアップしました。
ボールを受ける瞬間や相手からボールを奪ったとき、まず考えることは「ゴール」です。その手段としてパスやドリブルがあるので、ゴールを奪うことから逆算して考えると、おのずとゴールに直結したプレーができるようになります。今回のトレーニングは、「サッカーは相手よりも多くゴールを奪うスポーツ」というサッカーにおいての原理原則について追求し、戦術理解も高まったクリニックとなりました
次回の開催は、9/19(土)16:00〜18:00、杉尾一憲コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)がヘッドコーチを務め、グループ戦術(コンビネーション)をテーマにトレーニングを行います。たくさんの参加をお待ちしています。
詳しくはこちら>>大人のためのサッカークリニックのページへ
|