6/13(土)、前回はディフェンスの細かな動き方を学んだので、引き続き「1対1の強化」をテーマに今回はオフェンスに重点を置き、トレーニングを行いました。
今回のヘッドコーチは、工藤輝央コーチ(浦和レッズ・ジュニア)です。ウォーミングアップでは、上半身をほぐしながらドリブルをして、体のバランス感覚も養いました。思っていた以上に苦戦していた参加者もいましたが、ボールタッチの感覚をつかむよいトレーニングになりました。
続いて、1対1のトレーニングに移りました。ボールを手に持って相手にボールや体をタッチされないようにライン突破するというルールで行いました。相手DFの重心や距離間など、相手にタッチされないように突破するためには、相手の動きを良く見る事が大切です。相手の重心がどこにあるのか、相手の裏をつくことを考えながらトレーニングしました。
その後、足を使っての本格的な1対1を行いました。多彩なフェイントで相手の重心をずらしてDFをかわしたり、ドリブルの緩急で相手を置き去りにするなど、各々がイメージしている形をチャレンジしまいました。
ゲーム形式の前に2対1のトレーニングを行いましたが、最初はボールを上手く保持することができず、DFにカットされてしまう場面が多く見られました。
そこで工藤コーチが「ボールを持っていない選手は、相手DFの意識がボールに向いた瞬間に動き出しましょう」と声をかけると、参加者も動き出すタイミングをつかみ始め、徐々にボールを奪われる場面は少なくなりました。
最後のゲーム形式のトレーニングでは、みなさん果敢にドリブルで仕掛けている場面もあり、コンビネーションを大切にするなかでもドリブルが良いアクセントになっていました。トレーニングでは、失敗を恐れずに積極的にドリブルにチャレンジし、試合につなげてもらいたいです。
今回のクリニックは、1対1でのオフェンスをテーマに取り組みました。対人プレーが多かったので運動量も多く、少しハードなトレーニングとなりましたが、トレーニングのなかでも体力強化を意識していきたいと思います。
次回の開催は、7/4(土)16:00〜18:00、城定信次コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)がヘッドコーチを務め、グループ戦術をテーマにトレーニングを行います。たくさんの参加をお待ちしています。
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