今回のテーマは「1対1の強化」、その中でも特にディフェンスに重点を置き、トレーニングを行いました。

指導はサッカークリニックのヘッドコーチとしては初登場の城定信次コーチ（浦和レッズ・ジュニアユース）です。

ウォーミングアップでは、バックステップやサイドステップなどのディフェンスの動きを取り入れながら、体を温めました。

地味なトレーニングですが、ディフェンスの体勢は筋肉に負荷がかかり、見ている以上にきついトレーニングです。

次に、2人1組になり、1対1での体の入れ方や、相手との距離間をつかむことを意識してボールキープのトレーニングをしました。

1対1での相手との距離間には人それぞれ自分の奪いやすい間合いがありますが、お手本で見せてくれた城定コーチの間合いは、相手に密着していてボールを持っているオフェンス側がとても嫌がるような距離感でした。フィジカルの強さや1対1に自信がないと、相手が嫌がるほどの間合いまで近づけません。

次に、ライン突破の1対1のトレーニングを行いました。ディフェンスの意識が高まったせいか、守備が改善され、なかなかオフェンス側が優位に突破できませんでした。

最後のゲームでは、いつもよりコートを狭めて意図的に1対1の状況を多く作ったためか、トレーニングした状況がゲームによく表れていました。寄せが速いので、これまでよりもシュートレンジに入る時間はありません。この中で、いかに個人としても、チームとしてもシュートまで持っていくのか、次の課題が見つかりました。

今回のクリニックでは、1対1でのディフェンスをテーマに取り組んでいきました。自分の間合いをつかむことは、一丁一石で身につくことではないので、今後のトレーニングでも継続的に意識していきたいです。

次回の開催は、6/13（土）16:00〜18:00、次回は土橋正樹コーチ（浦和レッズ・ジュニア）がヘッドコーチを務め、1対1の強化（オフェンス）をテーマにトレーニングを行う予定です。たくさんの参加をお待ちしています。

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