11/1(土)、朝から降り続いていた雨はサッカークリニックが始まるころには上がりましたが、球が走りやすいスリッピーなグラウンドでのトレーニングとなりました。
今回は、サッカークリニック初担当となる内舘秀樹コーチ(浦和レッズ・ジュニアチーム)がヘッドコーチを務めました。また、酒井友之コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)も参加し、浦和レッズOBコンビによるクリニックとなりました。
ウオーミングアップでは、ピッチ状態とボールの感触を確かめながらパス&コントロールを行いました。次のメニューでは、ウオーミングアップで行ったことを発展させ、2つの隣り合わせのグリッド内でそれぞれ2対1を作り、片方のグリッド内でボールをまわしながらもう片方にボールを運ぶトレーニングを行いました。
ここでは、狭いグリッド内でボールを保持しながら攻撃方向の味方の動きやディフェンダーの位置を確認し、タイミングよく縦パスを入れなければなりません。
最初はディフェンダーにパスカットされるばかりでなかなか縦パスが入りませんでした。内舘コーチから、「パスを出しだあとに立ち止まってボールの行方を見ているが、パスを出しだ瞬間にリターンをもらえる位置に動きなおすこと」、「視野を広く保てる位置にトラップすること」とアのドバイスがあり、徐々に縦パスが入るようになりました。
そして、さらにトレーニングの難易度が上がり、2つの隣り合わせのグリッド内でそれぞれ4対2を作り、攻撃方向に縦パスを通すトレーニングを行いました。パスを回しているグリッド内、攻撃方向のグリッド内にもディフェンダーが2名ずついるので、なかなか逆側の味方までパスを通せません。
ここでも先ほどアドバイスのあった「動きなおし」と「視野の確保」を意識し、さらに「グリッド内の味方同士のポジショニングでギャップを作ること」を心がけました。試合の中では、この狭いグリッド内でトレーニングしているシーンの連続です。トレーニングで行ったことをいざ実戦へ。
酒井コーチがフリーマンに入り、10対10でゲームを行いました。トレーニングでサポートの動き出しが早くなったせいか、よくボールが動くスピーディーな試合展開でした。
ディフェンスのチェックも早いため、モタモタしているとパスコースがなくなり、すぐにボールを奪われてしまいます。プレッシャーが早いなかでもよくパスがまわっていたのは、味方選手に「フリー!」や「ターン!」、「来てるよ!」といった声がけが多かったからだと思います。内舘コーチも、参加者のみなさんのサッカー熱意に驚いている様子でした!
12/20(土)のゲームDayまで、トレーニングは残り1回となりました。次回は11/15(土)16:00〜18:00に開催します。今年1年間トレーニングで学んだことを思い出し、試合で思い切りチャレンジしましょう!
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