2014/11/03
11/1(土)大人のためのサッカークリニック 〜第31回レポート〜

11/1()、朝から降り続いていた雨はサッカークリニックが始まるころには上がりましたが、球が走りやすいスリッピーなグラウンドでのトレーニングとなりました。

今回は、サッカークリニック初担当となる内舘秀樹コーチ(浦和レッズ・ジュニアチーム)がヘッドコーチを務めました。また、酒井友之コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)も参加し、浦和レッズOBコンビによるクリニックとなりました。

ウオーミングアップでは、ピッチ状態とボールの感触を確かめながらパス&コントロールを行いました。次のメニューでは、ウオーミングアップで行ったことを発展させ、2つの隣り合わせのグリッド内でそれぞれ2対1を作り、片方のグリッド内でボールをまわしながらもう片方にボールを運ぶトレーニングを行いました。

ここでは、狭いグリッド内でボールを保持しながら攻撃方向の味方の動きやディフェンダーの位置を確認し、タイミングよく縦パスを入れなければなりません。

最初はディフェンダーにパスカットされるばかりでなかなか縦パスが入りませんでした。内舘コーチから、「パスを出しだあとに立ち止まってボールの行方を見ているが、パスを出しだ瞬間にリターンをもらえる位置に動きなおすこと」、「視野を広く保てる位置にトラップすること」とアのドバイスがあり、徐々に縦パスが入るようになりました。

そして、さらにトレーニングの難易度が上がり、2つの隣り合わせのグリッド内でそれぞれ4対2を作り、攻撃方向に縦パスを通すトレーニングを行いました。パスを回しているグリッド内、攻撃方向のグリッド内にもディフェンダーが2名ずついるので、なかなか逆側の味方までパスを通せません。

ここでも先ほどアドバイスのあった「動きなおし」と「視野の確保」を意識し、さらに「グリッド内の味方同士のポジショニングでギャップを作ること」を心がけました。試合の中では、この狭いグリッド内でトレーニングしているシーンの連続です。トレーニングで行ったことをいざ実戦へ。

酒井コーチがフリーマンに入り、10対10でゲームを行いました。トレーニングでサポートの動き出しが早くなったせいか、よくボールが動くスピーディーな試合展開でした。

ディフェンスのチェックも早いため、モタモタしているとパスコースがなくなり、すぐにボールを奪われてしまいます。プレッシャーが早いなかでもよくパスがまわっていたのは、味方選手に「フリー!」や「ターン!」、「来てるよ!」といった声がけが多かったからだと思います。内舘コーチも、参加者のみなさんのサッカー熱意に驚いている様子でした!

12/20()のゲームDayまで、トレーニングは残り1回となりました。次回は11/15()16:00〜18:00に開催します。今年1年間トレーニングで学んだことを思い出し、試合で思い切りチャレンジしましょう!

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日時
11/1()16:00〜18:00
天気
曇り時々雨
テーマ
試合に向けたトレーニング
指導者
【ヘッドコーチ】内舘秀樹(浦和レッズ・ジュニア)
【アシスタント】神原一輝(浦和レッズ・ハートフルクラブ)
        鰺坂真人(浦和レッズ・ハートフルクラブ)