5/31(土)、「大人のためのサッカークリニック」始まって以来、初めて天然芝サッカー場を使って試合を行いました。
青々としたレッズランド自慢の天然芝ピッチでのサッカーともあり、参加者はいつも以上に気合が入っていました。ピッチを見回し、あまりの広さに「今日は相当走らなければ…」と覚悟を決めている様子でした。
今回のヘッドコーチは、ジュニアユースの渡辺隆正コーチです。最初にウオーミングアップで芝の感触を確かめながら、ボールタッチ、パス練習を行いました。いつもよりもピッチが広いので、長い距離を正確に強くパスを出さなければなりません。ボールタッチの練習では、ターンのときにボールのどこをタッチすれば早くターンができるのかを細かく指導していました。ワンタッチで素早くターンができれば、ボールを持ったときにもっと余裕が生まれ、プレーの幅が広がります。
芝とボールの感覚をつかんできたところで、早速天然芝サッカー場で試合を行いました。
ピッチが広い分、パスの距離感、ロングボールの対応、ドリブル技術などいつもと勝手が異なります。反対に、ピッチが広い分、1人1人の距離が遠いせいか、ボールを持ったときに余裕があり、いつも以上に得点が入っていました。
裏へのスルーパス、サイドスペースを使ったワイドな攻撃、スピードを活かしたドリブル突破など、素晴らしいプレーの連続で、見どころ満載の白熱した試合が繰り広げられました。
渡辺コーチからラストゲームに移る前に「サッカーの目的はゴールを奪うこと。ゴールを奪うために、もっとシュートを打っていこう! 前から守備にいくときは後ろも連動して、高い位置でボールを奪えばゴールにつながるし、体力的にきついときもあるが最後のゲームで出し切って行こう!」との気合が入り、みんな最後まで死力を尽くして広いピッチを走り回りました。勝利にこだわる諦めない姿勢が試合にも表れており、0-1で負けていたチームが最後の最後に2-1で逆転したりと、熱い闘いで幕を閉じました。
いつも以上に長い距離を走り、パワーを使い、試合が終わるとみんなぐったり。フルピッチで試合を行い、サッカーは技術はもちろんだが、フィジカルがなければ最後まで闘うこともできないし、持っている技術を持続することもできないとあらためて痛感しました。定期的にフィジカルトレーニングも行わないとですね!
天候にも恵まれ、天然芝でのサッカーは本当に最高でした! 今後もぜひ天然芝でプレーする機会を設けていきたいと思います。
次回は、6/28(土)金生谷仁コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)が担当します。サッカークリニック常連の金生谷コーチがヘッドコーチを務めるのは初となります(またまたスケジュールの都合で変更となる場合もありますが…)。次回をお楽しみに!
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