4/5(土)、サッカー日和の暖かい気候のなかサッカークリニックが始まりました。
ヘッドコーチは石栗建コーチ、アシスタントコーチは神原一輝コーチ、鯵坂真人コーチ、石田勇人コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)が務めました。春休み&お花見シーズンともあり、いつもより参加人数が少なかったので、より密度の濃いトレーニングとなりました。
ウオーミングアップでは、単純な動作だが頭を使った初めてのトレーニングにみんな悪戦苦闘の連続でした。
たとえば…
みんなで手をつないで輪になります。
石栗コーチが「前!」と言うと、みんなは「後ろ!」と言いながら、体は前にジャンプ!
石栗コーチが「左!」と言うと、みんなは「右!」と言いながら、体は左にジャンプ!
それをスピードアップしながら繰り返していくうちに、徐々にみんなの輪が乱れ、最後は輪が崩壊してギブアップとなりました。
単純な“動作”ですが、それに“判断”が伴うととても難しくなります。
ウオーミングアップでは、そういった“判断”+“動作”を鍛えるトレーニングをじっくり行いました。
サッカーでは瞬時に状況を判断し、周りに指示や要求しながらプレーしなければなりません。ボールを使ったトレーニングでは、グリッド内で4人対4人+3人のフリーマンのトレーニングを行いました。オフェンス側がスペースをワイドに使わないと、ディフェンスもコンパクトに守りやすくなり、中を有効に使えないためなかなかパスがつながりません。
石栗コーチはゲームを止めて、オフェンスとディフェンスのかけ引きの楽しさを伝えていました。パスは丁寧に、そしてどこにスペースが空いているのか周りを見ながらプレーするようになり、ワイドにピッチを使うことでボールを持ったときに余裕も生まれ、スムーズにポゼッションができるようになりました。
ポゼッションゲームで学んだことを、最後のゲームでも意識して取り組みました。石栗コーチがゲーム中にポジショニングを修正しながら進めるうちに、狭いところではテンポよく簡単にショートパスをつなぎ、空いたスペースにはロングパスを有効に供給したりと、みんなはオフェンスとディフェンスのかけ引きを楽しみんながらプレーしているようでした。頭を使って集中しきっているせいか、良い意味でいつもより声が少なくなっていました。
ボールを持っていないプレーヤーもどこにスペースがあるのか、どこでボールを受けたら良いのか、常に考えながらプレーしているので、みんなのプレー1つ1つに意図が感じられました。
今回取り組んだことを常に意識できるよう、取り組んでいきたいです!
次回は、4/26(土)金生谷仁コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)がヘッドコーチを務めます。これまでたびたび登場している金生谷コーチですが、ヘッドコーチは初となります。みなさんお楽しみに!
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