9/28(土)、秋晴れの絶好のサッカー日和のなか、今回は“グループ戦術〜サイド攻撃〜”をテーマにトレーニングを行いました。
ヘッドコーチに安藤智安コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)、アシスタントに神原一輝コーチ、鰺坂真人コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)、さらに渡辺隆正コーチ、金生谷仁コーチがサポートにかけつけ、豪華なコーチ陣と一緒にクリニックは大変盛り上がりました。
今回のテーマは、サイド攻撃。実際のフォーメーションを想定しながら、複数の選手がからんだサイド攻撃のトレーニングを行いました。初めてのトレーニングメニューで、最初はイメージを共有することにとまどっている様子でしたが、コーチから細かなアドバイスを受け、徐々にスムーズにパスがつながるようになりました。
複雑な動きが入ると、その型をこなすだけになってしまいます。どのようなシチュエーションでどのような意図があるのか、コーチが実際にトレーニングに加わり、実践してイメージを高めました。
複数の選手がからむと、よい形で2、3本パスがつながっても、ラストパスの精度が低いとフィニッシュにつながりません。サイド攻撃では、センタリングの質が求められます。あらためて、“ボールを止めて、蹴る”ことの重要性を実感したトレーニングでした。
最後のゲームではコーチも参加者のチームに加わり、ピッチ内で1人1人の動き方など細かなアドバイスがありました。トレーニングでサイドを使ったワイドな攻撃の意識を高めたので、この日のゲームでは、ボールを持った選手が意識的に遠くのフリーな選手やスペースを使うようプレーしていました。
たびたびセンタリングが上がり、ゴール前での攻防は見ごたえ満載でした。「あと少し!」と息をのむシーンがたくさんありましたが、全チーム通して2得点しか決まらず、決定力不足が今後の課題です。
広いコートを走りまわりながら、試合の終盤まで安定したプレーを保つには、高いフィジカルが必要です。次回はサッカークリニックの特別クラスとして、浦和レッズ・強化本部の村松浩(JFA公認S級コーチ)による、トップアスリートの実践するボールを用いたフィジカルトレーニングを実施します。
さらなるレベルアップを目指すサッカープレーヤーのみなさん、参加をお待ちしています!
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