8/10(土)、肌をジリジリと焼き付ける暑さの中、今回も28名の参加者が集まりました。
4月に続いて2回目の登場となる大橋浩司監督(浦和レッズ・Jr.ユース監督)がヘッドコーチ、神原一輝、鰺坂真人、石田勇人(いずれも浦和レッズ・ハートフルクラブ)がアシスタントコーチを務めました。
大橋監督がヘッドコーチを務めた前回は、ディフェンス力を高めるトレーニングを行いましたが、今回は、そのディフェンス力をいかに崩すかをテーマに、突破力を高めるトレーニングを行いました。
2対1のトレーニングでは、出し手と受け手との呼吸が合わなかったり、スルーパスを受けてもパスの質が悪く再び1対1となったりと、数的有利のなかで崩しきれないシーンが度々見られましたが、動きの質やパスのタイミングなど大橋監督が細かく修正し、徐々に良い攻撃が見られるようになりました。2対1から3対2に人数を増やすと、ますますDFを崩すことが難しくなり、大橋監督はしきりに「ボールを動かそう!」とコーチングしていました。ボールを動かすことで、DFも動くので、スペースが生まれます。実際の試合に置き換え、DFラインを崩す上でどのような駆け引きが行われているかの解説では、よりイメージが高まりました。トップチームの試合でもよく見るシーンばかりです。
今回は人工芝サッカー場で開催したため、最後にフルピッチを使って11対11のゲームを行いました。
最初はアバウトなパスや前線へのロングフィードが多く、攻守の切り替わりが激しく落ち着かないゲーム展開でした。大橋監督が「パスを出したらすぐに動きなおして、もっとボールを動かそう!」としきりに呼びかけ、徐々にパスがつながりだし、よいリズムでシュートまでいくシーンが増えました。
その上達ぶりに、大橋監督は「みなさんがとても熱心に取り組んでいるので、吸収も早いしすぐ上達している!」ととても驚いていました。参加者の熱意に、「来週もやろう!」とまだまだ教えたりない様子でした!
今回はフルピッチでゲームを行い、改めて“止める”、“蹴る”の基礎技術の重要性を感じさせられました。時間のある方は、ぜひスタジアムでプロ選手の技術を間近で観戦してみてください♪
今回トレーニングであがった最終ラインでの攻防も見どころです!
次回は9/28(土)16:00〜18:00、安藤智安コーチ(浦和レッズ・Jr.ユース)を迎え、グループ戦術をテーマにトレーニングを行います。毎回定員を超える反響をいただいていますので、申し込みはお早めに!
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