6/15(土)、あいにくの雨予報で朝から雷注意報が出ていたものの、開始時には晴れ間も見え、大変盛り上がりました。
サッカークリニック初登場となる大槻毅監督(浦和レッズ・ユース)をヘッドコーチに迎え、井嶋正樹コーチ(浦和レッズ・ユースGKコーチ)、神原一輝コーチ、鯵坂真人コーチ(浦和レッズ・ハートフルクラブ)がアシスタントコーチを務め、“パス&コントロール”をテーマにトレーニングを行いました。
浦和レッズはもちろん、ほかのJクラブでもコーチ経験を持つ大槻監督は、これまでトップチームで行ってきたメニューをそのまま実施するとのことで、参加者の気合いも高まりました。
パス&コントロールのトレーニングでは、トラップしたあとにしっかり視野を確保し、パスの受け手と出し手が目を合わせ、タイミングを計りながら正確にプレーすることを心がけました。対面でのパス&コントロールでしっかり感覚をつかんだあとは、攻撃方向を意識しながらディフェンダーをつけてのボール回しを行いました。
対面とは異なり、パス&コントロールに角度が加わると、受け手の体の向きが悪く、パスコースが限定され、ディフェンダーにねらわれやすくなります。大槻監督がいくつかのポイントを指摘し、参加者は体の向きを修正したことで、ディフェンダーはパスが限定できなくなり、オフェンスもパスコースの選択肢が増えました。その中でのディフェンスとオフェンスの駆け引きは、とても見応えがありました。
最後のゲームでは、本職のGKコーチがキーパーに入ったこともあり、なかなか点が入らない試合展開が続きましたが、見事な連携からドリブルでサイドを切り込み、キーパーもかわしてゴールを決めたり、毎回連続でヘディングゴールを決めている方が今回もゴールを奪うなど、スーパープレーがたくさん見られました。
今回、大槻監督が実施したメニューは、トップチームの練習でも行っているトレーニングです。同じメニューであっても、パススピードやトラップの正確性、視野の確保など、基礎技術力アップがどのような場面でも、もっとも重要なのだということを教わりました。
月1回の開催ですが、毎回コーチの指導を少しでも吸収しようと、参加者は高い意識でトレーニングに取り組んでいるので、トレーニングの呑み込むスピードが以前より速くなっているように感じます。
毎回習得したことを忘れないために、各回のトレーニングで意識したことを書き留め、トレーニング前に一度読み返すことも効果的だと思うので、ぜひお試しください!
次回は7/20(土)、渡辺隆正コーチ(浦和レッズ・Jrユース)を迎え、グループ戦術をテーマにトレーニングを行います。毎回定員を超えるお申し込みをいただいていますので、申し込みはお早めに!
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