2009/12/02
11/29(日)開催「健康チェック in レッズランド」レポート
11月29日(日)、“スポーツで健康な体づくり”をテーマとした「健康チェック in レッズランド」が行なわれました。これはJリーグ介護予防事業の一環として年1回開催しているイベントです。

当日は4つの「健康講座」を中心に、身体測定・体力測定などの「測定会」を併行開催。18〜68歳の方まで老若男女59名が参加しました。

健康講座は、(1)快適!ウオーキング講座、(2)実食!スポーツと栄養講座、(3)体験!ヨガエクササイズ講座、(4)発見!基礎運動能力講座を実施。

ウオーキング講座では、レッズランド・ウオーキングプロジェクト講師の奥野清歩氏が靴ヒモの結び方から歩行姿勢などウオーキングの基礎を指導しました。

スポーツと栄養講座では、明治製菓(株)ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボで活躍している、浦和レッズの管理栄養士でもある奈良典子氏を講師に、当日選手寮でトップチームの選手たちに提供される昼食を講座参加者にも実食してもらい、食事をしながら栄養について学びました。

ヨガエクササイズ講座は、エアロビック・ダンスエクササイズ・インストラクターの山田結美先生が指導。参加者は音楽に合わせた全身運動の独特の動きに最初は悪戦苦闘していましたが、最後にはリラックスできた様子でした。

基礎運動能力講座では、浦和レッズ・アスレティックトレーナーの野崎信行が、体力・技術よりも重要な“人間としての基礎運動能力”について講義。参加者はレッズの選手が実践している運動を体験し、四苦八苦しながらもメニューを消化しました。

測定会は、身体測定、体力測定、動体視力測定を実施。
身体測定では身長や体重のほか、体脂肪率・BMI・筋肉バランスなども測定できる「インボディ」というマシンで計測。参加者はマシンの精度に驚きの表情でした。

体力測定では、握力(筋力)・長座体前屈(柔軟性)・垂直跳び(瞬発力)・閉眼片足立ち(平衡性)・全身反応時間(敏しょう性)の5種目を測定。同年齢の平均値や浦和レッズ選手と比較ができ、参加者は自分の測定値に一喜一憂していました。

動体視力測定は「スポーツビジョン」というパソコンの3D画像を見ながらゲーム感覚で測定するものです。これは静止視力・深視力・眼球運動・瞬間視など8項目の測定で、それぞれ5段階評価されます。なかなか測定できないマシンなので、これだけのために参加する人もいるくらいです。

参加者からは「日ごろ、いかに自分が運動不足かわかった」「次回の健康チェックでよい数値が出るように頑張って運動します」「今日講座で学んだことを生活に取り入れていきたい」など、こちらの意図通り!?の感想をいただきました。

今の健康状態に“気づき”を与える「健康チェックinレッズランド」。今後も定期的に開催していきます。


快適!ウオーキング講座


実食!スポーツと栄養講座


体験!ヨガエクササイズ講座


発見!基礎運動能力講座


動体視力測定と身体測定


動体視力はパソコンを使ってゲーム感覚で測定

体力測定。レッズの選手たちと数値を
比較できるのがポイント
体力測定にチャレンジする参加者