2005/11/13 |
第4回日本視覚障害者サッカー選手権大会開催! |
11月12日(土)〜13日(日)の2日間、第4回日本視覚障害者サッカー(ブラインドサッカー)選手権大会がレッズランドで開かれ、計13チーム約100人が参加。
決勝戦を観戦した浦和レッズの鈴木啓太選手は「自分ではボールに触ることもできないだろう。とても感動的だ」と感心していました。
ブラインドサッカーは、鈴などの音源が入ったやや小さめのボールを使用し、フットサル大のコートで競い合います。相手ゴール裏にいるガイド(コーラー)が「あと10メートル、45度。シュート!」などと指示。選手同士が声を掛け合ういながら相手ゴールを目指します。練習と日常で研ぎ澄まされた感覚が頼り。目が見えないとは思えないほど速く、激しく動き回っていました。3人抜きドリブルシュートやスライディングシュートを披露する選手も。目が見えないため、頭同士が激突するシーンもありますが、すぐに起き上がる姿は、健常者にスポーツの原点を再認識させるものでした。
全く視力を使わないB1カテゴリーで優勝した大阪ダイバンズのキャプテン・山口修一さんは、「公園でサッカーをするくらい競技人口が増えてくれれば」と普及に意気込んでいました。
ブラインドサッカーは約20年前にスペインで始まり、同大会は2003年から毎年開催。2006年には南米で第4回世界選手権が開かれます。 |
|
|
|
|
|